はいさい! 風の帰る森 事務局です。
2020年に入り、と言いますか年末から怒涛のスケジュールによりブログが滞っておりました。 今春にオープンを控えていますので現在もスタッフ一同、準備に勤しんでおります。
ここで振り返りになりますが、12月と1月に「@風森」で開催しましたイベントを2回に分けて書き記したいと思います。
まずは12月に開催しました「久米島キッズケアラボ」について・・・
このイベントの内容は、11月のブログにも記載した通りになりますが、実際に人が来て、現場で起こるさまざまな出来事に直面した際にどのように対応するか、多くのことを経験し、知り、学ぶ機会となりました。
今回は、沖縄県の宮古島から1組、福井県から2組の親子、医療関係者など総勢19名が来島されました。
医療的ケア児が飛行機で移動するという前例のないことから旅は始まっていました。ここ久米島に無事に到着するまでの過程には、子どもたちは元より同行された親御さんや医療スタッフの皆さんのご心労があったと思います。が、各交通機関(JTAやRACなど)のサポートもあり、それぞれが無事に到着されました。
写真では皆さん笑顔で収まっていますが、本当にホッとした直後の様子です。
風の帰る森に到着し、ゆっくりと休んでいただいた翌日(2日目)は、島内にある「なでしこ保育園」様のご協力で園児たちの歓迎プログラムを実施しました。
島の元気な子どもたちが太鼓や踊りを披露してくれたり、訪れた子どもたちとの触れ合いを楽しんだり、とても賑やかなスタートとなりました。大迫力の余興は子どもも大人も感激し、感動されていました。
今回、特別協賛いただいたアウトドアメーカーのキャプテンスタッグ様の製品群(テントやハンモッグなど)を建物内外のさまざまな場所に設置し、アウトドア体験できるような雰囲気を作りました。設営協力も同社にいただきました。
夕方からは、島内外のボランティアや地域住民の方々との交流を目的にBBQ形式の懇親会を開きました。これには久米島漁協様より食材の協賛をいただきました。貴重な車エビやもずくなど、皆さんとても喜んでおられました。
3日目は、午前中に島内の中高生ボランティアを中心にお菓子作りを行い、島内の農家さんより協賛いただいた紅芋を使用してたくさんのお菓子を作りました。
久米島馬牧場様の協力により在来馬である与那国馬の乗馬体験を楽しんでもらいました。初めての乗馬にみんな目を輝かせていました。どんな子どももその子らしく楽しめる機会となり、たくさん歓声があがっていました。
午後には、全国から集まったドラムサークルファシリテーター協会様によるリズム遊びを行い、子どもも大人も音を奏で楽しみ、これまた大盛り上がりでした♪
4日目は、あっという間の最終日!早朝に準備をして風の帰る森を出発しました。各自、また飛行機に乗って帰路につくため空港へ・・・
そこには、たくさんの方々が見送りに来てくれていました。別れを惜しむ中、今回参加された親御さんから、思い切って久米島まで来て良かったと言っていただき、とても嬉しい気持ちになりました。この旅が子どもたちの心にいつまでも残ってくれたら嬉しいな〜と思いました。
今回、風の帰る森で初めて来客の受け入れをした機会でした。当然スタッフ一同が初めての経験であり、準備には非常に神経を使ったのですが、実際に始まれば目の前で起きることへの対処や少し先を考えながらの行動の連続で、あっという間に過ぎ去った時間でした。
この機会を準備するにあたり島内外で色々な方々にお世話になりました。久米島町役場、教育委員会、久米島消防、久米島社協、久米島病院、社会福祉法人心の会、ジェラテリア久米島verde、サイプレスリゾート久米島、久米島赤鶏牧場、五え松工房、沖縄県立看護大学別科助産専攻の皆さん、久米島西中学校・球美中学校の生徒さん、久米島高校の生徒さん、久米島漁業協同組合、久米島馬牧場、なでしこ保育園、ドラムサークルファシリテーター協会、キャプテンスタッグ(株) ・・・、そして共催させていただいたオレンジキッズケアラボ様、本当にありがとうございました。
何より、この機会にご理解とご協力を賜り「ふるさと納税」として運営資金のサポートをしてくださった全国のみなさまには、心より感謝申し上げます。
関わってくださった皆さまのおかげで「久米島キッズケアラボ」は、無事に終えることができました。ご報告が遅くなり申し訳ございません。
まだまだ書き足らないのですが、次号にも続きますのでひとまずここで!
1月の様子は今月中に発信予定です。またご覧ください。
続く・・・