なにげないのに記憶に残る

はいさい! 風の帰る森 事務局です。

「平成」も残りわずかとなりましたが、風薫る初夏の久米島から現状をお送りしたいと思います。

今日は、来客と共に工事中の建物へ行ってきました。

四方八方から絡みつくような風を受け、施設周辺の樹々や草花、そして青い空と海が見晴らせるこの場所に来ると、心が洗われるような気持ちになります。

建物を包む塩原(スハラ)の山
建物2階から望む青い海

風の帰る森は、塩原(スハラ)の山に包まれ、眼下に広がる海に羽ばたくように建っています。

現場工事の状況は、順調に進んでいます👷‍♂️

現在、内外装の仕上げに取り掛かっており、外の足場もだいぶ取れました。内装に関しては、床が張られ、壁や建具の取り付けなどが行われています。

取り付けられた部屋の窓から見える景色は、眩しくキラキラしています✨

山側に面した建物
海側に面した建物
1階の多目的スペース
1階の図書スペース
2階の図書スペース
長ーい廊下

建物は銭田森林公園内にありますので、周辺にはリュウキュウマツ・モモタマナ ・ガジュマルなどさまざまな樹々に囲まれています。

草花の周りには蝶類🦋もたくさんいて、蝶道を優雅に飛んでいます。

このような天気の日には、耳をすませて♫ゆったり過ごしたいものです。

周辺の樹々
周辺の野道
異彩を放つガジュマル

風の帰る森プロジェクト は、「人と自然の良い関係性」を「古きものから大切なことをすくい、新しきものと結びつけ良いものを築くこと」をテーマとしています。

人が人らしく生きることができる場所をつくること、自然への畏敬の念を持ち、次の世代に土地と文化を再生可能な状態(デザインと仕組み)で渡していくことが、今日を生きる私たちの課題です。

今日もここに来て、感謝が溢れます。

今後は周辺整備なども着手され、全体的な仕上げへ移っていきます。

新元号となる「令和」のはじめに、久米島で新たに再生された場所が生まれようとしています。

あんしぇー、またやーさい!