2月の記憶

ハイサイ! 風の帰る森 事務局です。

卒業や転勤のシーズンが到来し、葉野菜があちら此方からいただける恵みに富んだ久米島です。

さて3月に入り一段と暖かさが増してきましたが、ここに少し前ですが、すでに遠い昔のような2月の記憶を記したいと思います。

2月に急遽、沖縄県が「同居家族でStay Hotel」という県内宿泊施設緊急支援プロジェクトが実施され、風の帰る森も対象となりました。

これは、久米島在住の同一住所の家族(または同居人)の方が期間限定で利用できる宿泊プランでした。

2月半ばから末日まで実施したのですが、連日ほぼ満室で、結果100名近い島民の方に宿泊利用いただくこととなり、風森を家族でゆったりと過ごす場所にしていただきました。

客室からの眺めと日暮れ時の様子

現在、風森には複合的な用途があり、午前からは公共性のある一般開放がされ、午後からは学童クラブが開所され、夕方になると宿泊の方が来館されるという流れがあります。

2月に実施した宿泊プランによりこれらが一気に日常となり、風森は今までになく活性化されることになったのですが、そのおかげで多くの島民が風森に触れる機会となり、さまざまな様子や声をいただくことができました。

まだまだコロナ禍が続き、今年も見通しの立てにくい状況ではありますが、夏場には保養の受け入れも予定されています。

風森プロジェクトのコンセプトでもある利用の在り方を促進していきたいと考えています。

今年1月に久米島町も「ゼロカーボンシティ宣言」をしていますので、「風の帰る森」もこれに貢献できるよう徐々にではありますが、施設とその周辺の自然にもしっかりと目を向けて活動していきます。

http://www.town.kumejima.okinawa.jp/docs/2021012200026/

あんしぇー、またやーさい!