風森学童の開所と臨時休所

はいさい! 風の帰る森 事務局です。

4月に入り新年度が始まりました。久米島は過ごしやすい時季であり、日中は心地よい風が吹いています。

さて、1日より開所しました「風森学童」についてここまでの様子をアップしたいと思います。前月にも書きましたが、開所した場所は4月いっぱい(予定)は風森施設ではなく代替え施設(久米島町多目的公園施設)となります。

初登所を歓迎するメッセージボード
設営した学童スペース
風森文庫も配置

初日は、8時前後から次々と保護者同伴で登所が始まりました。みんな緊張した面持ちの中、まずはメッセージボード前で記念撮影をさせてもらいました。特に新1年生に関しては、小学校に入学する前なので「ここは何処?」といった様子で部屋に入っていきました。

朝の会の様子

登所も落ち着き、早速みんなで集まって「朝の会」から始まりした。自己紹介やアイスブレイク(緊張をほぐすゲームみたいなこと)をやって、ここでの過ごし方をみんなで共有しました。その後は自由時間となり、グループになったり、1人で過ごしたり思いおもいに過ごし始めていました。

子どもたちはそれぞれに遊びだす
文庫を読んだり、積み木をしたり

これまで開所した1日〜6日までは春休み期間ということで1日保育(通常開所 8:00-18:30 送迎は保護者)でした。昼食と捕食(おやつ)があり、子どもたちにとっては楽しみの1つです。これらは前月中に担当スタッフが仕込みをし、準備したものです。これまでのところ好評で、みんな楽しみ味わってくれています。ホッ。

昼食時の様子 @室内
おやつ時の様子 @テラス

屋外で遊ぶ際は、代替え施設の周辺にある公園・屋上・海辺・・・、子どもたちと話し合ってそれぞれの過ごし方を決めています。それらを原則にスタッフも一緒に全力で遊んでいます。現在、20代〜60代(ボランティア含む)までスタッフがいますが、午後には体力が尽きかける状態になることも・・・。子どもの体力は恐るべし!

海辺も遊び場になります

なにはともあれ久米島町で初めての放課後児童クラブは、まだ始まったばかりです。子どもたちとの信頼関係を築きながら共に成長していける場所を作っていきます。今のところ大きな事故もなく、子どもたちはのびのびと過ごしてくれています。先日ある保護者から「学童たのしい!」と子どもからの声を報告いただきました。このような言葉は冥利に尽きますし、疲れが吹っ飛ぶ気分になります。

そんな矢先ですが、世界中で起こっている非常事態の流れは日常にも影響が出始めており、心苦しいですが7日より風森学童は臨時休所させていただくことにしました。久米島でも新型コロナウイルス感染症対策のため、島内の小中学校が20日まで臨時休校が決まり、そのほか様々なところで延期や中止の判断が下されています。

風森スタッフ全員で話し合い、苦しい決断でしたが、何より人命が最優先であることでやむ終えず!この判断をポジティブに受入れて、この状況を乗り切って再開所に向けての準備をしていきます。

本日、久米島町から来島自粛や不要不急の離島自粛をお願いする声明が出されました。今出来うる対策を講じて、これ以上感染が広がらないことを祈ります。

またアクティブな様子をアップできるよう、日々是好日の心持ちで過ごしていきましょう。

あんしぇー、またやーさい!